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2024/05/18

理学療法士とは

理学療法士とは

理学療法士はPhysical Therapist(PT)とも呼ばれます。ケガや病気などで身体に障害のある人や障害の発生が予測される人に対して、基本動作能力(座る、立つ、歩くなど)の回復や維持、および障害の悪化の予防を目的に、運動療法や物理療法(温熱、電気等の物理的手段を治療目的に利用するもの)などを用いて、自立した日常生活が送れるよう支援する医学的リハビリテーションの専門職です。治療や支援の内容については、理学療法士が対象者ひとりひとりについて医学的・社会的視点から身体能力や生活環境等を十分に評価し、それぞれの目標に向けて適切なプログラムを作成します。

理学療法士を一言でいうならば動作の専門家です。寝返る、起き上がる、立ち上がる、歩くなどの日常生活を行う上で基本となる動作の改善を目指します。関節 可動域の拡大、筋力強化、麻痺の回復、痛みの軽減など運動機能に直接働きかける治療法から、動作練習、歩行練習などの能力向上を目指す治療法まで、動作改 善に必要な技術を用いて、日常生活の自立を目指します。

理学療法士は国家資格であり、免許を持った人でなければ名乗ることができません。理学療法士免許を取得した後は、主に病院、クリニック、介護保険関連施設等で働いています。近年は、高齢者の介護予防、フレイル予防、健康増進、メタボリックシンドロームなどの生活習慣病に対する指導、スポーツ現場、産業分野など活躍の場が広がっています。

笑顔つづく、すこやかな暮らしへ。(3分35秒)

笑顔つづく、すこやかな暮らしへ。(3分35秒)

私たち理学療法士がどのような職業なのか、どのような場所で働いているのかなどについて、約3分の動画で紹介しています。赤ちゃんからお年寄りまであらゆる世代に笑顔を届けるため、国民の皆さまの暮らしに寄り添う理学療法士を知る機会に、この動画を活用いただけますと幸いです。





  • 健康管理、身体機能保持・増進のために

人生100年時代に、健康を維持していくために、その人に合った身体運動をアドバイスします。

  • 家で寝たきり・閉じこもりがちな人たちへ

生活にメリハリをつけ、寝食を分け、生き生きとした、その人らしい生活をみつけるための支援をします。

  • 障害があって在宅生活を始める人たちへ

いざ、病院を退院し在宅生活を始めると、その環境の違いや介護方法など戸惑うことが多くあります。その人に適した理学療法を提供します。

  • 障害のある子供たちへ

成長とともに、その成長を手伝うのに、どのような方法がよいか、共に考えます。

画像 理学療法士を知るツール

理学療法士の活躍場所

  • 医療施設において

理学療法⼠は、様々な疾患の発症早期から、状態や時期に応じた理学療法を病院/診療所などの医療施設において提供しています。

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  • 介護施設や在宅において

通所リハビリテーション、訪問リハビリテーション、住宅改修・福祉用具のアドバイス等、介護保険サービスの現場において理学療法士が活躍しています。

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  • 健康増進や予防において

理学療法士は、病気やケガを予防するための健康増進や高齢の方の介護予防などに取り組んでおり、さらに生活習慣病に対する運動指導や個々に適した就業環境の提案などにも活躍の場が広がっています。

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  • 教育現場や研究において

教育現場で活躍する理学療法士は、優れた理学療法を行うための知識と患者さんの立場に寄り添う感性を併せ持つ理学療法士を養成することが使命です。また、常によりよい理学療法技術を確立するための研究活動を行っています。

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理学療法士について

  • これからの国家資格、これからの仕事

病気やケガによる「障(傷)害があること」は、これまで一部の人の特別なものと思われがちでした。しかし現在では、誰にでも起こり得ることとして受け止められています。そのために理学療法士を志す人々が増えています。これらの人々は大学や専門学校において、さまざまなことを学び国家資格の取得を目指しています。

  • さまざまな産業と結びつく

障害者や高齢者、そして介護者にとって、住宅環境や生活環境、自動車での移動、多くの人々との情報交換、緊急時の通信システムなどをどうすれば便利なのか - 理学療法士はこうした情報の提供もしており、医療現場だけではなく、他の産業とも強く結びついています。

  • 家庭でも、地域でも

理学療法士は医療機関の中だけで仕事をするのではありません。地域のデイケアセンターや保健福祉センター、ホームヘルパーやボランティアへの指導、訪問理学療法、家屋改造、そして車いすや補装具を作る上でも関わりを持っています。障害を持つ人々がもとの生活に復帰し、さらに新たな人生を歩み始めるためにも、様々な場面での理学療法士の活躍が期待されています。

  • 「与える医療」から「支える医療」へ

病気やケガ、障害に立ち向かうのは最終的に障害を持った本人であり、そこには本人の考えや判断が配慮されなければなりません。そのために単に「与える医療」ではなく、障害を持った人々やその介護者と心を通い合わせながら進める「支える医療」 - つまり私たち理学療法士の仕事が、今後ますます必要となることでしょう。


理学療法士とは2
理学療法士とは2
理学療法士とは3
理学療法士とは4

2024/05/06

府下大会出場決定!

 フロムダウンタウンとは?バスケットボールの基本 [バスケットボール] All About


私がサポートさせていただいている高校のバスケットボール部が先日のインターハイ予選を勝ち抜き府下大会出場を決めました! 

 ゴールデンウイークの3.4.5日での3連戦を見事勝ち切ってくれました。3年生には最後の大会になりますので、大会に臨む気持ちや思いはそれぞれ熱く強いものを感じました!
 25.26日の府下大会でも全力でプレーする選手たちを精一杯サポートします!

 石川県予選バスケ Jrウインターカップ2022U-15結果速報 組合せや日程 代表はどこに

府下大会出場決定!2
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2024/04/28

WAHAHA fitnessとの業務提携を始めました!

この度、亀岡で早朝パーソナルジムされているWAHAHA fitnessさんと業務提携し、運動をしたいけど腰や膝が痛くて始められないという方々に向けてフィットネス×コンディショニングをテーマにお客様の対応を行っていく事になりました!

亀岡方面で運動とケアが高いレベルで両立できるところはここしかないです!
ぜひ、興味ある方はお問い合わせください!

WAHAHA fitness トレーナー

https://www.instagram.com/to.morning_nakamura/p/C6SAdToydpL/

WAHAHA fitnessとの業務提携を始めました!2
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2024/04/21

亀岡子ども新聞に掲載していただきました!

自身のインスタグラムの方にアップしましたが、当サロンだけでなく亀岡でパーソナルジムを経営されている友也くんのジムでコンディショニング×フィットネスを行っています!

亀岡でお体の不調などある方は、そちらのジムでも対応可能ですので
ぜひ、お問い合わせください!

https://www.instagram.com/p/C5-0nFwSu8_/?utm_source=ig_web_copy_link

亀岡子ども新聞に掲載していただきました!2
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2024/04/14

正しい歩き方・歩行とは?

正しい姿勢で歩かないとどうなる?正しい歩き方についてご紹介

現代の人類は二足歩行で歩きますが、人間は元々四足歩行の生き物でした。

二足歩行になったおかげで、道具を作れる手先の器用さを手に入れ、道具のおかげで本来は狩れそうもない巨大な生き物に対抗できるようになりました。

しかし、この本来類人猿にとって不自然な二足歩行は、人に骨盤の歪みや、他の健康問題をもたらす遠因にもなっています。

(人類は、内臓が不自然に圧迫されています。骨格が二足歩行・直立歩行に最適化されていないことの証拠だと、科学者からは見なされています)

正しい歩き方・正しい姿勢とは何でしょうか?

端的に言ってしまうと、それは人体にあまり負担をかけない歩き方です。

正しい姿勢の定義

少し話は戻りますが、「正しい姿勢」とは何でしょうか? 子供の頃に両親や先生から「姿勢が悪い」、「姿勢を正せ」と言われた方は多いと思います。

「正しい姿勢」と人が言うとき、そこには大きく2つの定義が混在しています。

1. 見た目的に、キチッとしている印象を与える姿勢
2. 背骨・骨盤・内臓に負担を与えない姿勢

こちらの1.2は重なるところも多いのですが、「1」はあくまでも「見た目」(それも、素人から見た)での「良い姿勢」なので、客観的な「2」の意味での良い姿勢かどうかは分かりません。

例を挙げますと、よく言われる「背筋を伸ばしなさい」を忠実に守りすぎると、反り腰になる危険性があります。
実際、学校教育などでかつて指導されていた背筋の伸ばし方は、見た目には美しくとも背骨には悪影響です。

正しい姿勢で歩かないとどうなる?

歪んだ握り方で鉛筆を使っても、影響が出るのは手だけです。手の骨が変にすり減ったり、歪んだりするだけの被害ですみます。

しかし、「歩く」という行為は全身運動なので、正しい姿勢で歩かないと、先程も挙げた「背骨・骨盤・内蔵」に悪影響を及ぼします。

「正しい姿勢でのウォーキング」は、内臓の横隔膜への影響が最も小さく、それに従って横隔膜と肺に関連する病気を減らす効果が見込めます。

例えば、右足だけに体重を偏重させて歩くと、座ったときに右足の疲労を回復させようと、かばうような形で左の足が右を持ち上げるように(無意識で)姿勢が歪みます。
そうなると、背骨が歪み…と、悪循環に陥るわけです。

正しい歩き方とは

特に意識しなくとも出来ている人もいらっしゃいますが、「正しい歩き方」に必要なのは

1. (適度に)伸びた背筋
2. 真っ直ぐな歩幅
3. 膝の曲げ

この3つです。逆に「悪い歩き方」とは、典型的には「右足はまっすぐなのに、左足は旋回しながら進む」歩き方など。背骨に悪影響が出る可能性が高まるでしょう。

上記した3つの姿勢に関するルールを守れば、同じく「正しい歩き方」の条件である「腕を適度にふること」も自然についてきます。

膝を曲げて歩いているのに、腕だけ振らずに歩こうとすると、かなり動きとして不自然です。よって、自然と腕を振って歩く習慣につながります。

なお、カカトは一般的に言われているほど意識する必要はありません。ただ、つま先から足を下ろすのではなく、足全体をつかって歩かなければいけないことは確かです。

4スタンス理論と正しい歩き方

4スタンス理論と呼ばれる、体の重心に関するセオリーがありますが、そのセオリーによれば

1. つま先の外側
2. つま先の内側
3. かかとの外側
4. かかとの内側

立っているときに、この4つの重心のうち、どの部分に体重をかけているかで、人間のタイプを分類できると言われています。

理想的には、体重は足全体に均等にかかっていることが望ましいです。しかし、人間の体は直立歩行に最適化していないので、どうしても偏りが生じます。

偏りを避けるために、ときどき意図的に立ったときにかける体重のポジションを変えてみましょう。
(その前に、自分はこの4つのタイプのうち、どのタイプの立ち方をしているのか把握してください)

体が歪んでしまうとどうなるか

正しい姿勢・正しい歩き方について述べてきましたが、「間違った」姿勢・歩き方を継続すればどうなるでしょうか?

もっとも懸念されるのは、背骨への悪影響です。

背骨という箇所はもともと、真っ直ぐではなく少し歪んでいます。また、いくつもの部品が繋がるようにして形成されています。

上半身(頭部含む)と、走歩時に地面からもたらされるエネルギーが反発する衝撃を緩和するためです。五重塔をイメージして頂ければ良いでしょう。

背骨はいわゆる”関節”とは構造が異なり、外れた後にまた戻ったりはしませんが、頑丈に出来ているので、急に外れたりはしません。

しかし、頑丈であるということはデメリットでもあります。

例えば、老年になってからの腰痛のほとんどは、筋肉の衰えからくるものと言われています。若い年代なら、自分の体重を筋肉で支えているのに、それを背骨で支えるようになり、次第に背骨がすり減って行き、”クッション”が消滅します。

骨と肉がバッティングするようになり、腰痛を生じさせてしまうのです。

背骨と血中濃度

背骨の歪みは、血中をかけめぐる神経伝達物質「ミエリン」の不足や、逆に過剰分泌などにつながるため、恒常的なニブい痛みを伴う腰痛の原因につながります。

背骨を消耗しない姿勢・歩き方は、神経伝達物質をいたずらに消耗しないことにも繋がるので、「姿勢を正す」ことは、遠回りですがドライアイや頭痛を軽減させることにも繋がっています。

まとめ

正しい姿勢で歩かないからといって、それがそのまま重篤な病を生むわけではありません。しかし、「心身の不調」とは強く結びついています。

「正しい姿勢で歩きましょう」というメッセージは、「消耗品である人体を、少しでも大事につかいましょう」と簡単に言い換えられます。

 皆様の一度、自分自身の歩き方・歩行について意識し直してみてはどうでしょう!

正しい歩き方・歩行とは?2
正しい歩き方・歩行とは?2
正しい歩き方・歩行とは?3
正しい歩き方・歩行とは?4